カーボンディープリムホイールのインプレ‼【Prime BlackEdition50】
前回のつづき。
私が半年ほど前に導入したカーボンディープホイールのインプレを書いてみようと思います。
とはいえ、この半年以上は育児、仕事と体調を崩したりで、一回のライドでガッツリと距離乗り込めてないですが、簡単にまとめました。
今までレースやトレーニングで使っていたホイールとの比較になってくると思います。
・ Fulcrum Racing3 リム高(mm):フロント27 リア30 重量:1,560g
・ Campagnolo Bora one50 リム高(mm):フロント/リア50 重量:1,265g
・ Campagnolo Bora wto45 リム高(mm):フロント/リア45 重量:1,496g
ざっとこんな感じでホイールを使ってきました。
本題の【Prime BlackEdition50】について
1. 平坦巡航
リム高50mmでかつ最近のトレンドを取り入れたリム形状なだけあって、速度維持が楽です。特に30~40km/hあたりの速度域で他のホイールと比べて減速が少ないように感じます。そのため、一度スピードに乗せてしまうとあとは軽めのギアでくるくる回すだけといった感じ。空力を意識して作られたBORA WTO45のホイールより明らか楽です。
ディープホイールにとって天敵の横風については、ディープリムホイールの定番BORA ONE50と比べて横風に煽られることはありません。優秀です。しっかり横風を受け流している印象です。 しかし、BORA WTO45の方が若干横風の安定感があると思います。
2. 登坂性能
緩斜面で一定のスピードで登る場合には問題ないですが、スピードの加減速が苦手でモッサリした印象を受けました。特にダンシング時は踏み込んでから少しタメのような間を感じます。この辺はBORA ONE50に似ている気がします。個人的には、BORAWTO45や Racing3のようなキビキビしてて即反応してくれるホイールが好きなだけに惜しいポイントです。
3. スプリント
不摂生で蓄えた体重を生かして1300w超のパワーでもがくと僅かながらよれるような印象で、ブレーキシューに触れている感覚です。また、踏み込んだ時にやはりタメのような間を感じます。重いギアで踏んでいくより、しっかりケイデンスを上げるスプリントの方が合うと思います。少し横剛性が弱いかも?BORA ONE50に似ています。
4. ブレーキ性能
ブレーキ面に加工が施されているためか普通に効きます。 Racing3(アルミリム)より効きます。さすがにBORAシリーズのAC3(ブレーキ面に彫られた溝)よりは効きが悪いです。
雨天時は、ブレーキ性能は落ちますが恐怖、ストレスを感じるほどではないです。しかし、カーボンホイールが出始めた頃のブレーキ性能に比べたら全然問題なく効きます。
5. 見た目
黒基調でGood!ロゴも黒基調で良い。 多分どのフレームにも合うと思います。
6. 気になる点
クイックリリースの径が小さくガタがでたり、固定力が弱いと様々なインプレで散見されたので、使用していません。
総評は、他のハイグレードのホイールとまではいかなくても、ミドルグレード以上のスペックを有していて、値段もとても安価なのでまさにコスパ最強だと思います。
今後レースでも使えるホイールか試してみたいと思います。